Roland Cloud JV-1080 レビュー 実機XV-5080 JV-1010と比較してみた。

友蔵さんはJV-2080を20年使ってきました。

近年さすがにエラー多発、内部メモリーがバグったり、文字化けしたり不調が増えてきたので売却したが、JVサウンドを手放すことができず
昨今のハードシンセ離れな時代に、いかに効率よくかつ、かつ今後末永く使っていくかを考えて

JVどころかXVの音色も全部入りでUSBでそのまま音声転送できるINTEGRA-7を買ってみたり

いやいや、やはり最低限機能を保有し、かつ小型のJV-1010を買って修理したり

とはいえ、XVシリーズで増えた波形も欲しいという事でXV-3080を買って修理したり

さぁ、これで万全だと思ったところで格安ジャンクでXV-5080を発見し、購入、ロータリーエンコーダ修理をして完全レストアが完了

XV-5080なら光デジタル接続でJVサウンドを楽しめる環境が出来たと安心していた所

Roland Cloud JV-1080 の情報がクリスマスにやってきた。


ハードシンセでは作曲中に仮で音色を配列した状態で保存しておくのが面倒なんです

INTEGRA-7やJV-1010でエディター経由でcubaseから操作できる可能性に未来を感じつつ
とは言え、やはり配線つなげて、入力レベル確認しつつ
編曲の最終段階で音声録音という形でしか使えない葛藤にさいなまれていました

FANTOM-Xで作曲していた当時は、基本全部をハードシンセのみで行っていたゆえ
パッチではなくパフォーマンスで管理しており、曲ごとにパフォーマンスを呼びこみ編曲していました
その場合、エフェクトの制限があったり同時発音数の問題など、当時ではいろいろ問題がありました

それがDAW時代になりcubaseで管理するようになり、エフェクトはそれぞれの楽器音ごとに
8段がけかつ外部に8段転送できたりと、正直そんなに使わないっすっていうレベルで使用できるようになり

かつ、オーディオデータ混在の楽曲も途中でそのまま保存できたりと

やはりパソコンベースでの楽曲管理の便利さに、長年ハードシンセで生きてきた友蔵さんもcubase依存になってしまい
若いころ部屋を埋め尽くしていた楽器も、一つ、また一つと減っていき、それでも最後まで手放せなかったJV-2080もついに壊れてしまい、手放す形になりましたが、INTEGRA-7やJV-1010であらたなパソコンとハードの連携ができたと思っていました

なんだかんだいろんな機材を買いあさった結果、JVサウンドを今後も使っていける環境として
最終的にはデジタル音声出力できるっていうので
2017年なのにXV5080完全レストアして使うって事でいこう
という形でこの悩みは終わったと思っていました。

やっと落ち着いて作曲に没頭できるかと思っていたところ

Roland Cloud JV-1080


まさかの公式エミュレターですよ・・・・・

嘘だろぉ? オイ! もう許せるぞオイ!

JV1010をエディターで初めていじったとき、
うわぁJV2080の音がVSTみたいに管理できるわぁ・・・これは便利だわぁ・・・って思いました
とは言え、PCからMIDIで操作してるだけで最終的にはアナログでライン録音でcubaseに取り込むわけで、その場合できるだけドライな状態で録音したい
なので内蔵エフェクトはオフって録音してました

でないと最終段階でエフェクト調整できないので・・・

最後の最後でエフェクトや音色をイジりたいと思うのが本音ですが、ライン録音したものはそれ以上は弄れなくなります
リミックスなどで配置を変えたときのリリース音が切れたり転調時使えないなど、やはりVSTで管理してあると非破壊エディットが無限にできるっていうのは、かなり有利なんですね

そんな、ほんの少しの心のもやもやを感じながらもデジタルで録音できるXV5080でまぁパッチベースで再生専用機として使っていこうと思っていた所

Roland Cloud JV-1080


ですよ・・・・・

これねぇ

JVサウンドがVSTで管理出来たらどんだけ助かるか、いや、助かるじゃねぇ
感動的か

そんなことをいつもエディターでXVいじりながら思っていたんです
この衝撃、感動、わかります?
そんな中

Roland Cloud JV-1080

ですよ・・・・・

40代中年の超底辺のクソ作曲家の友蔵さんは、近年こんなにも興奮を覚えたことはありません
まだ10代だった頃、はじめてJV-2080実機を手にして今までずーっと、このサウンドとともに
作曲してきました。どれだけソフトシンセがハイクオリティーになっても手放せず
楽曲のどこかでかならず入れていた音。それがJVサウンド

それが・・・・う。。。。本物で・・・メーカー公式で・・・

Roland Cloud JV-1080

ですよ・・・・・

この感動伝わらないでしょうな・・・・・

と、まぁ長々と能書きタレてますが
要するに、Roland Cloud JV-1080はスゲェっていうお話

早速Roland Cloud JV-1080をインストールして音を出してみました

ご覧ください、表示名をPR-A :001 128voicePno

64voicePnoじゃねーんだ・・・・

どういう事だ?と思い
波形を選ぶところを見てみると・・・・

!?
おいおい・・・・・

・・・・・くぅ~~~~

もう泣けるね・・・・

わかる?コレ
JV-1080およびJV-2080,JV-1010のオリジナルの波形は448個です・・・
・・・・・くぅ~~~~

XV-5080のオリジナルの波形は1083個です
下の画像をご覧ください、左がXV-5080のマニュアルから・・右がRoland Cloud JV-1080

おいおい・・・しかもよくよく見ると・・・・

ステレオで波形セットできるやん。。。これはXVからの機能・・・・JV系はトーンに波形一個。
!?

おいおい・・・・・

・・・・・くぅ~~~~

これ、Roland Cloud JV-1080とか言ってるけど

中身は完全にXV5080です。ありがとうございます。

さらに
JV-1010 JV-2080 XV-3080はMaster Freq(マスター・フリケンシー)設定値:32kHz
XV5050は:44.1kHz 固定
XV5080は:44.1/48kHz

Roland Cloud JV-1080
Sampling Frequency
44.1 kHz, 48 kHz, 88.2 kHz, 96 kHz, 176.4 kHz, 192 kHz

完全に完全にXV5080以上です。。ありがとうございます。

Roland Cloud XV5080 ですわコレ

実質 XV5080 vstバージョンですわ

では実際の音はどうなのか?比べてみました

ご覧ください、新旧入り混じるカオスなデスクを

まずRoland Cloud JV-1080を立ち上げた状態で
XV5080はUA-25EXに光デジタルで接続
JV-1010はライン接続

これでUA-25EXからは3台の音が聞けます。

ここからはハードシンセの方がパンチがあるとかJV-1010は32 kHzだからとか
ピュアオーディオの世界観になってしまいますので、友蔵さんの主観というか、実際聞いてみた感想を述べます

もう少し下のほうに実際録音したもの(非圧縮wav素材)を置いてますのでぜひ聞き比べてみて下さい

まず物理的にJV-1010はアナログラインでつながってますので、ボリュームを上げるとヒスノイズは若干聞こえます

が、こんなもんはオケに混ざればまったく問題ないレベル。

Roland Cloud JV-1080、XV5080はデジタルで接続してますので、基本的にノイズは乗りません
UA-25EX(オーディオインターフェイス)自体の性能に依存する感じですね

Roland Cloud JV-1080のプリセット音色に関しては、エフェクトのかかり方がXV5080とまったく同じです

このまったく同じ音色、出音というのがエグイ。

XV5080が完全にパソコンに入ってしまったっていうのは・・・エグイですよコレ

そりゃ、ハードシンセとはいえ中身は波形をもとにシンセサイズして出力しているわけですから
他社がサンプリングでエミュレートしたソフトシンセなら結構比べると違いが出たりしますが

メーカー公式ですから、たぶん中身の処理はハードシンセのソレとまったく同じなんでしょう・・・知らんけど

これブラインドテストで音だけ聞いたらどっちがソフトでどっちがハードかまったくわかりません。
アナログ接続とデジタル接続の違いというだけで、どっちが音がいいとかいう話は
完全にオーディオインターフェイスに依存する感じです

なので、使ってみた印象としては、プリセットBANK-Aから Dにかけては体感的にはINTEGRA-7と同じ音が出せます。弾いた印象がINTEGRA-7の時感じた、大人しめというか上品な感じ?
そりゃそうだわな、アナログ回路はヘッドホン直前なんだから

JV-1010の出音とベロシティの反応が若干?違う・・・? アナログ接続のJV-1010は若干だけローファイ感?あるかな・・・?ってレベル。

しいて言うなら、やはりVST版やINTEGRA-7の音はすごく繊細で高音域がきれいに出てる気がする

気がするっていうだけ


JV-1010は入力調整をしないと音がひずむし、割れる。これがディストーション効果でパンチあるふうに聞こえるのか・・・
正直、聞き比べたら、若干違う?って感じで、それだけをポンと出されたら

絶対に判別不能だと思います。

ただ、ハードシンセのいいところは壊れなければ、(修理すれば)10年後でも同じ音が出せます
VSTは今のOSや環境が10年後も使ってるとは思えないので、長い目で見たとき
どっちがいいのか・・・・

Roland Sonic Cellのように、OSが変われば使えなくなるという
最悪の対応が今までもたくさんありました。特にrolandは古い機種の切り捨てがひどい。
FANTOM Gですら 切り捨てられてる・・・・・ひどいよね・・・

なので、このVSTが永遠に使えるわけではないという不安は付きまといますので
コレクターとしてこの音源を置いておきたい方はぜひ実機でXV5080を探してください。

実際に聞いてみたい方、まったく同じなんでわからないと思いますが以下に置いておきます
聞き比べてみてください。

録音環境 cubase 8.5proにて DAW側ではノーエフェクト 44.1khz 32bitで書き出し

1曲目 Roland Cloud JV-1080 XV-5080 JV-1010PRESET A 018 Stiky Rhodes
2曲目以降は、それぞれ単独で聞き比べてください

画像を見ての通り 初めにRoland Cloud JV-1080 次にXV-5080 最後にJV-1010 8小節同じ演奏をさせました

MIDI chで分けて鳴らして録音したものを書き出しています

同じ音色 「PRESET A 018 Stiky Rhodes」を同じシーケンスで再生しています。

wav mp3を右クリックでダウンロードできます。


全部同じじゃねーか!って そうなんです、でもコレ本当に3つ別々で出してる音なんです。

違い分かりますか?・・・・ さすが公式エミュレーター 完璧ですわ
ノーエフェクトで単体で聞いてもこれだけ同じなので、まぁオケに混ぜ、エフェクトかけたりしたら
絶対に判別不能ですわな・・・・

XV5080で44.1kHz光デジタルで録音したらさぞ綺麗に録れるんだろうな・・・なんて思っていたけど
変わんねーわ、これ

なんで最安でJVサウンドを手に入れたい人は JV-1010を買ってください。これコスパ最高です
探せば5千円ほどで手に入りますので

JUNO-106 JUPITER-8 SH-101 SYSTEM-100 SC-88pro D-50など
往年の名器がVST化されついにはJVまで

これはもう、革命ですよ、こうなってきたら
次回はJD-990 FANTOM-Xとなってきますね・・・・・
さらには、KORG Legacy Collectionのようにエキパンフルラインナップとかしてきたら・・・・

すごい世の中ですわ・・・

完全にハードシンセの時代は終わってしまったんでしょうか・・・・

大容量!波形収録64M! 32Mメモリー内蔵!とかで興奮していた20年前・・・
時代は進み便利になってうれしい反面、フォーンプラグを大量にブッさしていたミキサーとか、MIDIパッチベイとかがなくなるのはさみしくもなったりしますね・・・

VSTだと接触不良とか、ハンダ付けとか修理する必要ないしね・・・

AKAI S3000とかマジでヤヴァイ!これで何でもどんな音でも出せるぜ!
KORG 01Wとかがマジでハイテクすぎる!って 熱く語っていた高校生のころの友蔵さんに
今の未来はどう映るのか・・・・・

今回のJV1080のVST化は、40代中年シンセ世代にはかなり衝撃的だったのではなかろうかと思います
やらないだろうけど、Rolandがやろうと思えば、INTEGRA-7もVSTに出来ちゃうんだろうね・・・

エライところに来てしまったもんだ・・

Roland Cloud JV-1080 spec

Maximum Polyphony 128 voices
Sound Generator D-50 Compatible LA (Linear Arithmetic) Synthesis
Part 1 part
Tone Memory Type 2 Types (Patch/Rhythm Set)
Waves 1,083 waves
Effects Multi Effects: 78
  Chorus: 3
  Reverb: 5
Sampling Frequency 44.1 kHz, 48 kHz, 88.2 kHz, 96 kHz, 176.4 kHz, 192 kHz
Memories per bank 128 memories 
User can make new user banks
Plug-In Formats VSTi 2.4(64bit)* Windows only
VSTi 3.6(64bit)
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